東北日帰り行脚の旅。
帰りお墓参り渋滞に思いっきりぶつかり駅近くまで1時間かかってしまいましたが、別段急ぐスケジュールでもないので適当に駅近くで降りてクリスロードへ。
当初の目標はナカヤマを行脚することだったのですが、一応折角なのでPENDUALの行脚もやっておこうと『タイトーステーション仙台クリスロード店』へ。
昨日山形と宮城エリアを取ってきたEBI2さんに、
「ここはあまり台数多い割に混んでないよ」
とアドバイスをうけてたので行ってみるとおっとここ100Pじゃないですか。一人待ちだったのでささっと宮城エリアGET。
白石行きに華麗に乗り込み、向かうは槻木駅!
槻木といえば鉄道知識に豊かな貴方ならもうお分かりですね?
はい、恒例となってまいりました。『らいおん行脚ローカル路線枠』のお時間です。
今回はこれ、ヘッドマークがまるで田舎のデパートのロゴのようなデザインでお馴染みの『阿武隈急行』です。
普段行脚ではまず使われないでしょう。だって仙台からならそのまま乗っていれば福島まで勝手に行ってくれるしそもそも最寄にゲームセンター無いですし。
しかしこの路線、非常に車窓が良いと以前から聞き及んでまして、それなら折角だし今日という快晴の昼に景色を堪能するしかないと思いまして乗ることにしました。
というか詳しくはこの動画を見てください。2話から阿武急の話です。
この作者の旅m@s動画が僕に与えた影響は大きいです。東北行脚の糧になってます。
では以下から写真。思ったよりブレブレの写真多くて若干凹んでます。
阿武隈川と並走して進む路線は、山と緑がこれでもかという位に堪能出来ます。
奇を衒わない、「これぞ日本の自然!」な風景を十二分に味わえます。
紹介した動画のように、紅葉の季節だとまた一段と深い景色になることでしょう。
そうして1時間程度の路線は終了し福島駅に到着。
ここでなんとローカル枠パート2! ここまで来たので乗ってしまえ的に今度は、『福島交通飯坂線』に乗ります。
飯坂線は、福島から奥州三名湯に数えられる飯坂温泉までを結ぶ、片道30分も無い短い路線です。車内の雰囲気や途中駅のオーラが、鉄道というよりも路面電車や地方のバスのような感じです。地域密着型路線といえるでしょうか。
飯坂温泉駅です。駅の隣を摺上川が流れ、その景色もまたいいんです。
街並みも完全に時代に取り残されていて寂しくもありつつも、それがまた旅情に溢れ心を惹きます。
飯坂温泉というとここ、『鯖湖湯』です。
飯坂温泉で、そして日本で最も古い(あの道後温泉より古い)木造の共同浴場です。
かの行脚er松尾芭蕉もここで湯治をしたというのでそれなら僕もその端くれとして入らないわけにいきません。というか物凄い安いんですね。
中の様子は当然プライバシー的な問題で撮影出来ないんですが、物凄いシンプルです。
なんといっても脱衣所と風呂とに仕切りが無い! 服を脱いだらそのまま浴場へというスタイル。これには驚かされました。
(気になる方は少し検索すれば写真が出てきますのでそちらで)
あとここ(というか飯坂温泉全体で)の特徴として、基本的に物凄く湯温が熱いです。
前情報としてそれを聞いていたので熱い風呂が大好きな僕は楽しみにしてました。
が、熱すぎでした。なんですか49℃って!(※ちなみにかの熱湯コマーシャルの温度が大体50℃)
熱い熱い熱い! ってことで一緒に入っていた方々と熱い談義で談笑しつつ番台さんに、
「ここ、本当に熱いんですね」
と話しかけると、いやいやいつもこれくらいだよとのレスポンス。しかし、「49℃とかなってますけど」と伝えると、
「……そりゃ熱いね」
ホースあるからちょっと埋めてと言われて笑っちゃいました。なんという自由さ!
足が茹でた様に真っ赤になり退散。
短い時間で温泉街をぶらぶらし福島に戻る。
折角だしエリアくらいは取っておこうと福島駅前のラウンドワンへ。
しかしここでとんでもないミス。
帰りは全て鈍行でというつもりでしたが、福島駅発の時間を完全に勘違いして、駅に戻った頃には時既に遅し。
これは非常にまずい、下手すると東京に帰れない!
ということで仕方ないので帰りも新幹線を使うことに。
ちょっとした出費にはなりましたが、逆に3時間も早く家に戻れるからと納得することにしました。
ということで今日の日記終了。
写真が多いのは、それくらい見所満載な行脚だったということの現れと思ってくださいな!
そしてまだ足がヒリヒリします。火傷かな?