今と昔。新と旧。

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今日の夜ご飯は江古田民のソウルフードでした(挨拶)

(今日の日記にはネタバレを含みます。なので旧の大魔境も見たことが無いって方は読まない方がいいかも)


『新・のび太の大魔境~ペコと5人の探検隊~』を見ました。
いやーこれは素晴らしいリメイクでしたね! 感動しました。
奇をてらったアレンジが無く、あくまで原作に忠実な作品。

大魔境といえば、「映画のジャイアンは男前」という法則を磐石のものとした作品ですが、勿論新でもその描写は大事にされています。
かつ、
「あまりにも不器用な方法だったけど、それでも全ての責任を取ろうとした」
ジャイアンの漢気、そして葛藤がリメイクで全体的に分かりやすくなっていたのが僕の中では評価高いです。
本来なら子供が見る作品なので、これくらいハッキリと描いてくれた方がいいと思います。


だからみんなで - YouTube
あと大魔境というと例の作中いちの名シーンで流れる『だからみんなで』ですね。
シチュエーションも相俟って、宇宙小戦争の『少年期』に負けず劣らずの人気を誇ります。
正直新を見るまでで一番不安だったのがこの部分でした。
多分『だからみんなで』をまんま持ってくることは無いだろうと思ってましたが、だとすると相当ハードル上がってるのでどんな曲がくるんだろうとハラハラしていました。


でも実際は杞憂でした。
ジャイアンの声優さんである木村昂さんが歌うこの曲『友達』は、上記ハードルを全く気にしないシンプルな曲と歌詞で、それが逆に良い風に作用していました。

こういう部分でもこのリメイクは「分かりやすさ」を徹底してるのかなーって感じますね。
良くも悪くも「こまっしゃくれた」作品の多い今の時代だからこそ、直球なメッセージが大切なんでしょうね。
最後空き地に戻ってきた時に追加されたのび太の台詞は流石に狙いすぎって感じも否めませんでしたが、そういうところを含めて、
「今愛されているドラえもん
なんだろうなぁ。